クールな彼の溺愛注意報





もちろん、気持ちは痛いほどわかる。



かわいすぎる笑顔を向けられて、かんちがいしてしまう男子も少なくない。


みゆきは自分の殺人級のかわいさに気づいていないからなおさらだ。



それで、昨日みたいな事態が起こることも多々ある。


もちろん毎回あたしが救出に成功してるから、いまのところは大丈夫なんだけど……。




「そういえば、紫乃ちゃん。紫乃ちゃんのママ、今日帰ってくるんだよね?」


「あ、そういえば」


「マフィン、ぜひママといっしょに食べてねっ」




ああもう……ほんっと癒されるなぁ。


うなずいて、みゆきのふわふわの頭を撫でると、うれしそうな笑顔が返ってきた。





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