クールな彼の溺愛注意報





どう……思われてるんだろう。


やっぱり拓海くんからしたら、きっと快くは思われないよね。



二宮くんは、すごく優しい人なのに。

柊木くんも、そのはずなのに……。



あたしはぎゅっと目を強くつぶり、拓海くんの手をつかんだ。




「た、拓海くん! 二宮くんも柊木くんも、拓海くんが思ってるような人じゃないんだよっ」


「……紫乃」


「中学のときは……けんかばっかりしてたのかもしれないけど。いまは全然そんなことないはずだもん。
あたしはふたりのこと、すごくいい人だって思ってるから!」




真剣な目で見つめると、拓海くんはあたしを静かに見下ろした。



伝わってほしい。

拓海くんならきっとわかってくれる。



そう思ったのに、拓海くんは小さくため息をついて首を振った。




「……でも、そいつらとかかわらせたくない。みゆきもお前も、危険な目に遭うかもしれないだろ」