クールな彼の溺愛注意報


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「紫乃ちゃんおはようっ!」




正門をくぐったとき、うしろからかわいらしい声に呼ばれた。


振り返ると同時に、駆け寄ってきたみゆきがぎゅっと抱きついてくる。



な、なにこの天使……!

かわいすぎる!




「みゆき、おはよっ。どうしたの?」


「ううっ……拓海くんがしつこいのっ!」




顔をあげたみゆきは、涙をうかべた瞳であたしを見上げた。



ふたりで靴箱に向かいながら、ちょっと不機嫌そうなみゆきの話を聞いた。