クールな彼の溺愛注意報


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「二宮くんって、柊木或音くんとクラスメイトなんだよね?」




その日の夕方。

家から徒歩5分のスーパーで、あたしはたまごのパックを手に二宮くんにたずねた。



かごを持ってくれている二宮くんは、となりで少し目を見開いた。




「……或音?」


「名前呼び……ってことは仲良いの?」


「まったく」




びっくりするくらい即答だった。

真顔で言った二宮くんは、あたしの手からパックを受け取る。



ど、どうしてそんな切り返しはやいの?


そう聞こうとしたら、その前に二宮くんがあたしを見た。




「なんであいつが出てくんの?」


「え、えっと。今日、柊木くんがあたしの友だちのこと助けてくれて」