「こんなに楽しい子だったんだね、長谷川君。
……あ。もしかして、君付け、嫌だった?ごめんね、気づかなくて」
見当違いな方向に気遣いを見せる藤浦さん。
なるほど。
今まで、『オンナ友達』として、接しているのか。
て言うか。
俺職場以外でおネエ言葉使ってないんですけど……
藤浦さんには
『高校時代怖かった長谷川君は人畜無害なおネエになったのでオンナ友達と同じ感覚で接することが出来る』
と、ばっちりインプットされているようで。
そんな彼女に向かって
「俺フツーに、男なんだよね」
なんて、言える訳がなかった。
……あ。もしかして、君付け、嫌だった?ごめんね、気づかなくて」
見当違いな方向に気遣いを見せる藤浦さん。
なるほど。
今まで、『オンナ友達』として、接しているのか。
て言うか。
俺職場以外でおネエ言葉使ってないんですけど……
藤浦さんには
『高校時代怖かった長谷川君は人畜無害なおネエになったのでオンナ友達と同じ感覚で接することが出来る』
と、ばっちりインプットされているようで。
そんな彼女に向かって
「俺フツーに、男なんだよね」
なんて、言える訳がなかった。

