藤浦さんは、手をほどかない。
俺達はちゃんと両想いだ。
それだけで、心がじんと温かくなる。
手を繋いでカフェへと向かう。
「俺さー、仕事抜け出して来たって言ったじゃん?」
「そう言えば……ね、今から働いてくれば?」
なんてドライ。
このまんま一緒にいたいと思うのは俺だけなんだろうか。
「あとね、桧山が他の女といるの見て、オトコ言葉で大声出しちゃった」
「へ…………おネエじゃないじゃん……」
ヤバい。
色々冷静になるとヤバい。
「仕事は、代役立てて来たから大丈夫、やっぱり止めとこう!」
方向を変えて、走り出す俺。
勿論、手はつないだまんま。
俺達はちゃんと両想いだ。
それだけで、心がじんと温かくなる。
手を繋いでカフェへと向かう。
「俺さー、仕事抜け出して来たって言ったじゃん?」
「そう言えば……ね、今から働いてくれば?」
なんてドライ。
このまんま一緒にいたいと思うのは俺だけなんだろうか。
「あとね、桧山が他の女といるの見て、オトコ言葉で大声出しちゃった」
「へ…………おネエじゃないじゃん……」
ヤバい。
色々冷静になるとヤバい。
「仕事は、代役立てて来たから大丈夫、やっぱり止めとこう!」
方向を変えて、走り出す俺。
勿論、手はつないだまんま。

