ビジネスおネエの長谷川君

ほかほかのおにぎりをボディーバックに入れて。


足は自然と塩澤書店に向かっていた。


単純な自分に呆れるけど、確かめないことには何も始まらない、とやっと気づく。


そして、頭の中に再び流れる『もう恋なんてしない』は、どうやら失恋の歌だったのでは?と思い当たり、笑いだしそうになる。


どんな答えが返ってきても、大丈夫な気がした。


俺は、藤浦さんが好きで。


藤浦さんが幸せなら、それでいい。