ビジネスおネエの長谷川君

「やっさん、もしも、気になることがあって、でもはっきりさせたら色々終わっちゃうかもしんない時、やっさんならどうする?」


もはや、やっさんを、道端の占い師感覚で頼る情けない俺。


「んーー……」


やっさんが難しい顔をする。


俺のしょうもない質問にも真剣に向き合ってくれるいい男だ。


「まだ、はっきりさせてないなら、終わるかどうかなんて分かんないっスよね」


……キャー!!


「やっさん、嫁にしてくれ」


「丁重にお断りします。女の子が好きです」


「奇遇だな。俺もだ」


ひっひっひ、と二人で笑い合い、やっさんに見送られてスタッフルームを出る。