ビジネスおネエの長谷川君

今日はもうこれで上がりなんだけど、何だか疲れてしまって。


……本屋さんに行けば、会えるのかもしれない。


だけど、会ったところで、どうしろと?


「この間のワイルドな彼と、どういう関係?」


……なーんて、聞けるわけねーーーーっつの!!!!


惨めな気持ちになりながら、帰り支度をする。



「っだーーーー、よかった、まだいた」


バタバタと音を立てながらやっさんが入ってくる。


「……おう。お疲れ」


「遥、流さん、これ……」


どこからダッシュしてきたのか、息が切れ気味だし。


「なん……」


言いかけた俺の目の前に、ほかほかの何か。