入学して1番最初に声をかけてくれたのが絵里加だった。


その後、楓や里美なども加わって私達4人は楽しく高校生活を過ごしていた。






あの夏まではーーーー……。





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夏休みの少し前、私は学年1モテる松本君に旧校舎に呼び出された。



松本「胡桃沢さん……、俺…入学式の日に一目惚れしました!付き合ってください!!!」



産まれて初めて告白された私は何て言ったら良いのか分からなかったが答えは始めから決まっていた。




絵美「ごめんなさい…私……、松本君の事…よく知らないし……」




私が断った理由は"よく知らないから"もあったんだけど、1番の理由は……






















………"絵里加の好きな人だったから"だった。