彼女の涙に恋をした

枯れるまで泣くとの言葉があるけど
この涙は枯れてくれるのだろうか・・・


私は天を仰いだ。

大量の大粒の雨が頬を伝う。

私は叫んだ。

「なんで・・なんでよ!私が何をやったていうのよ!ルイが何をやったていうのよ!せっかく一緒になれたと思ったのに・・・。なんでよ。なんでルイなのよ・・・・。ねぇ、お願い・・・・

私の全部あげるから!
私を地獄の鎖につないでもいいから!
もう何もいらないから!

お願いだから・・・お願いだからルイだけは・・ルイだけは助けて!!!・・・じゃないと・・私も死ぬんだから・・・・」

怒り。
悲しみ。
苦しみ。
無力感。


胸中に渦巻き、これでもかというほどに私を苦しめる。


今まで神など信じていなかった。



けど、もし・・・


もしこの世に存在するなら。


必死に願った。
必死に叫んだ



神々に届くようにと・・・・・。