『異世界の門が開いた!!民間人は近くの避難所に急いで!!』

この世界と異世界を繋ぐ門が開いた。

「今回は魔物!?しかも、見たことない!!」
「夏音は先輩たちと合流しろ!!」
「けど、ひゅうがも初見でしょ!?あたしも…」
「いいから行け!!」
「…わかった!!気をつけてね」

このモンスターはかなりやばい奴。見たことがない上、魔力が高すぎる。
倒せるかどうかわからない、、

「おー。強そうだな」
「遥翔さん!!」

大きな大剣を担いで隣に来た、佐々木 遥翔(ササキ ハルト)さん。
この学校の3年生。めちゃくちゃつよい。

「咲良ちゃんが来る前に片付けるぞ。」
「はい」

戦闘モードに入り、魔力がグンと上がる。

「建物は余り壊さない程度にな」
「了解しました!!」

一気に斬りかかる。
だが、そんなあまくない。鱗が硬いうえ、空を飛んでいる。

「遥翔さん!!」
「あぁ、こんな奴は俺も見たことねぇ…」
「ドラゴン型は俺も見たことないです!!」

すると、モンスターが息を大きく吸い始めた。

「まずい、ブレスだ!!」