私は女の子たちに割って入って、手を挙げてアピールした。 「え、あやちゃん。」 ゆうちゃんは目を丸くして、私を見た。 他の女の子たちも、「え?優くんの友達?」 「なになに?勝負する?」 などと私を見てくる。 「いや、友達じゃないよ、今は一女としてあなた達と戦うから」 私は、(自分でも笑えるようなことを言って)ふっと笑って 「私の番ね!」 とゆうちゃんに抱きついた。