「めっちゃ気になるんだけど。 美優と何するんだろ。」 「俺も気になる。美優が綾瀬を困らせてる可能性は大だぞ。」 「だといいけど…」 「いや、なんでいいんだよ!」 ゆうちゃんが美優を好きになったんじゃないなら、そっちの方がマシだ。 「…あーーーー………っっっ」 「ちょ、さっきから何なのそのデスボ」 「やけ食いだ!!馬鹿野郎!!」 私は、何度目かわからない呻き声をあげて、カバンの中からお弁当を取り出した。