「そうだぜ!
もう、慌てて保健室に運んだんだから…」

呆れながらオカルト研究部の副部長でもある青木先輩が言った。

確かにココは、保健室だ。

「あ、目が覚めたのね。
ただの熱中症よ!こんな暑い中出掛けたりするから」
保健室の田中先生が呆れながら言う。

あっ…そっか

私、熱中症で倒れちゃったんだ…。

何だ…びっくりした。

「それで、また何であなた達が学校に居るの?
夏休みなのに…」

「あぁ…部長でもある智也に呼ばれて来たんです。何か…面白い話聞いたからって」
そう言う青木先輩。

「面白い…話?」