夢魔~残酷な悪夢の世界へ~(リメイク&新章追加済み)


「……。」

いや…間違ってもいない。

あの懐中時計を拾った時といい携帯の時といい

いつ私が、狙われてもおかしくないのだ。
恐怖が襲う。


私は、やっぱりあれから気になって隔離病棟に行った。

「あの…宮瀬望美の友達で、面会をしたいのですが…」

「すみませんが…ココは、面会禁止なんですよ!」
やっぱり断られた。

「…少しでもいいから顔見るだけでもダメですか?」

「申し訳ありませんが…」
そう看護師さんに言われてしまう。

しょんぼりして帰ろうとしたその時

「ちょっと…宮瀬さん!?どうしたんですか…?」と言う声が聞こえた。