そうだよね…次は、自分かも…?
なんて考えたら生きた心地しない。
あの恭子って人は…それも狙いなのだろうか?
「あの化け物は、人を恐怖に落とし入れるのが、目的よ!」
ビクッ!!
びっくりして振り向くと中山さんだった!!
「何だ~中山さんか!!もーびっくりさせないでよ~」
夢魔かと思ったじゃない。
「そんな事ぐらいで、驚いてたら…狙われるわよ?
そうじゃ無くてもあなたには、嫌な気配がするのに」
「ちょっと、変な事言わないでよ!?
そうじゃ無くても怖い思いしてるのに…」
怒る春香。
「…本当の事を言ったまでよ!」
そう言い放つと行ってしまう。
「何よ!?アレ…私達を余計怖がらして面白がってんの?」



