周りは、自分もそうなるんじゃないかと怯えながら生活をする。 しばらく学校を休む者。 友達が、犠牲者になり泣き明かす者。 私もその1人だ。 望美… 「響子…元気出して」 「う…うん。絵里も大丈夫?」 「何とか…家にも居たく無いし…」 「ねぇ…この学校どうなるんだろう? ほとんどの人が、ココの生徒や関係者でしょう?」 そう言う春香。 「…うん」 「望美までもが、こんな事になって…いつ私達もそうなるのかと考えただけで、生きた心地がしないわよ?」 怯えた表情だ。