「…あぁ、確かに。
このままじゃあ、いつ…次の犠牲者が俺達になるか分からない」
「そ…そんなの嫌。私…死にたく無い」
泣きながら訴える。
「当たり前だ!!
とにかく…早く呪いを解いて望美達を救おうぜ!?解いたら…助かるかも知れないし」
そう言う青木先輩。
「あぁ…そうだな。
でも、どうやって?」
「何かねぇーのかよ!?こう…あいつの嫌いな物とかさ」
「そんなのあったら、もうとっくの前にやってるだろ!?」
「じゃあ、どうすんだよ!?これじゃあ…何も出来ねぇーじゃないか?」
怒りをぶつける青木先輩。
「人に当たるな!
今、考えてるんだから…」
頭を抱える須賀先輩。
「じゃあ、何とかしろよ!?」
「2人共…もめないで下さい。
喧嘩しても解決しませんよ!?」
慌てて止めに入る響子。
この2人が言い争う所なんて初めてみた。



