皆の後ろには、ニヤッと不気味に笑う夢魔の姿があった。 『えっ?何処…?』 後ろを振り返るが、出た答えは 「居ないじゃん?」 「嘘…居るじゃない!?そこに…夢魔が」 「ってか、夢魔って何?」 「お前…大丈夫か? 気絶したショックで変な夢でも見たんじゃねぇーの?」 そう言いながら笑い出す青木先輩。 !! 「む…夢魔の吉田恭子だよ!?どうしたの…皆?忘れちゃったの!?」 「吉田…?聞いた事が無いなぁ~?」 不思議そうに首を傾げる須賀先生。 須賀先生まで… 何で? 嘘でしょう!?