そうしたら

「私、ホッとしたらお手洗いに行きたくなっちゃった」
そう言う望美。

「あ、あそこがお手洗いよ!」

「ごめん…借りるね」
慌ててお手洗いに行く。

ようを済ませると洗面所で手を洗おうとする。

だが、その時
一瞬にして血の気が低いた。

洗面所の鏡には、私の他に髪の長い青白い人物…

写真で見た夢魔・恭子の姿があった。

「…あっ…あぁ…」
ニヤッと笑う夢魔・恭子。

「キャアアア…!!!」