「何か、人の気配がするとか言って怯えるの。
今、彼氏がバイトで留守みたいだし…どうしょう?」
オロオロしながら言う。
「とにかく、俺達も一緒に行くから皆で行こう。
そうしたら、向こうもびっくりしてやめるかも知れない」
「…は、はい」
不安になりながら頷く。
「何があるか分からないから気をつけて行くんだよ!」
『はい。お邪魔しました!』
慌てて言うと私達は、絵里の彼氏のアパートに行った。
お願い…無事に居て
絵里。
着くと大慌てで、チャイムを鳴らす。
ピンポーン
ピンポーン
「絵里ー!?
私、響子だけど開けて!!」
「絵里~私も一緒だよ!?」
望美も叫ぶ。



