「は、はい。」
呼ばれたので行くと
「智也のお父さんが、今日その隔離病棟の患者を診たらしくて。明日その事で話をしたいって…俺らに」
「須賀先輩のお父さんが!?
何か…大事な事でも気付いたんですかね?」
「多分…そうじゃないか?」
だとしたら、何か事件を解決する方法が見つかるかも知れない。
「それ…私も行かないとダメ?」
怯えながら言う望美。
「大事な話だと思うから出来れば、望美も聞いて欲しい」
そう言う青木先輩。
「でも…」
「大丈夫だよ!
私達が、そばに居るからさ」と励ます。
「…はい。」
心配な表情をしながら返事をする望美。
そして、
翌日に私達は、須賀先輩の家に行った。



