「おい。1年の橋口って奴と大澤先生が、あの3年の永山先輩みたいな状態で発見されたらしいぞ!?」
クラスの皆が、それを聞いてざわつく。
「マジかよ!?」
「ねぇ、昔も眠ったまま死んだ人が居るって聞いた事あるよ?」
「あ、私もお母さんから聞いた事ある。
ねぇ…なんか変じゃない?この事件…」
かなり困惑している様子だ。
「やっぱり、騒ぎになってるね…学校中」
コソッと私に言ってくる望美。
「…うん。
そりゃあ3年、1年と続いてるからねぇ~次は、2年になるんじゃ無いかって噂になってるんだよ!」
実際にそのように立て続けに事件が起きている。
「えーやめてよ~私、変な手を見てるんだから」
真っ青になりながら嫌がる望美。
確かに、いつ私達になるか分からない。
しかも私達の周りばかり起きているし…。



