俺は、恐る恐るその窓を開けてみようとする。 ガラッ 「……。」 どうやら鍵は、かかって無いようだ。 恐る恐るそのまま開けて中を覗くと 『うわぁっ!!!』と悲鳴をあげた。 その部屋にあるのは、あっちこっちに飛び散った血と 何ヶ所も滅多刺しにされた1人の死体が横たわっていた。 その死体は…見て愕然となる。 「永山のおばあさん…!!」 永山の祖母だった。