「えっ? でも…何も騒いで無かったわよ?」 「そんな!?…ですが…」 「キャアッ!!」 この声は、おばさん!? 「くそっ…窓際に行くぞ!!」 慌てて窓の方に向かう須賀達。 しかし、 目にしたのは、血でべっとりしていた窓ガラスだった。 「ひぃぃ!!」 怯えた声を出す隣りのおばさん。 裕介も腰を抜かしながら 「…この中に…何があるって言うんだ…!?」 青白くなる。 ゴクッ 思わず唾を呑み込む。