「せんぱ~い!!」
私は、大泣きする。
私が先輩を殺した…犠牲にしてしまった。
後悔と悲しみが私を襲ってくる。
だが夢魔は、それを許さない。
「許せない…許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない」
「私を侮辱するなんて…あの男も私を馬鹿にするのね!?
私が殺してやる!!地獄に落としてやる」
怒り狂った夢魔を望美は、向かわせる。
「…望美…」
「あんたもこの子に殺されるといいわ」
望美は、私にナイフを向けて歩いてくる。
殺そうとしてくる。
「フフッ…」
もう悲しみで笑うしか無かった。
この世界は、罪悪だ。
好きな人も奪われた上に殺してしまい
親友だった望美は、この有り様
こんな世界は…私ですらいらない。



