そのまま応答がない。 「お兄ちゃん!! お兄ちゃんってば」 慌てて呼ぶが返事が無い。 まさか…もうすでに夢魔の手に!? 「どうした? まさか…夢魔が恭子のお兄さんに?」 「うん。行かなくちゃあ!!で、でも…夢魔が」 前の恐怖を思い出す。 お兄ちゃんがお母さんを殺し私まで殺そうとしてきた。 もし、また殺されそうになったら… 「……。」 須賀先輩も戸惑っていた。 なんせお母さんの事もあるし… 「智也。 今日は、俺も居るから一緒に行って来なさい。ただし気をつけなさい」 「う、うん。」