「いいねぇ~その色。ってかさ~いつになったら須賀先輩に告るの?」
「べ…別にフられるのが怖くて告らないんじゃないもん。
ただ、タイミングを掴めないだけ…」
そう言ってみるが、本音は…フられるのが怖いからだ。
変に告って関係が崩れるのも嫌だし
せっかく親しくなったのに…。
「そっか~まぁ、早く告りなよ?
あ、やっぱり行って来るわ」
そう言う個室のトイレに入って行く望美。
「…告白出来たら苦労しないつっーの」
ブツブツ言いながらやって居ると
個室から
「キャアア~ッッ!!」
と言う声が聞こえてくる。
!!
この声は…望美!?
「ちょっと…望美!?
望美?」
慌てて個室を叩く。



