「母さん…目を覚ませよ!!」 思いっきり力を入れるが、母さんの力だと思え無いぐらい力強く ガツッと殴られ包丁を振り回し始めた。 「母さん!!?」 また、包丁を取りに行こうと瞬間 ドカッ!! と思いっきり壁に叩きつけられる。 「くっ…!!!」 ドサッ 壁に頭を思いっきりぶつかったせいで、意識が薄れていく。 やばい… 意識が…薄れる。 そうしたら母さんが、包丁を俺に向けたままこっちに近付いてきた。