夢魔~残酷な悪夢の世界へ~(リメイク&新章追加済み)


「……。」

「残念だったね。一緒に行けなくて」

「え、あっ!?
そんなんじゃ無いですよ」
慌てて真っ赤になりながら隠す響子。

「バレバレだし。
いいねぇ~青春って」
ニヤニヤ笑う。

「もう…青木先輩ったら」

だが、
それは、新たな事件の始まりだった。

その頃。

須賀は、急いで自宅に着き入ろうとしてた。

(最近勉強の他に催眠療法の特訓ばかりしてたからな…)

ガチャッと鍵を開け中に入った。

「ただいま~ノート取りに来た!!」

そう言うが、いつもなら母さんが出迎えてくれるのに…異様に静かだ。