まさか…母さんの事じゃ無いよな?
とてつもない恐怖を感じた。
もし、そうなら俺が…母さんを守らないとダメだ。
父さんに話したら協力してくれると言ってくれた。
俺は、こっそりと催眠療法を教えてもらいながら猛特訓する。
何日か経ったが、何の変化も無かった。
俺の聞き間違いだったのか…?そう思っていたら
「何か…最近変な夢を見るようになったのよね」
そう言ってきた母さん。
「どんな感じの?」
俺が訊ねると
「何か…こう人に操られるような感じの。気味の悪い女の子も居たりして…」
間違いない。
それは、夢魔の仕業だ!!



