「催眠療法…?」
「あぁ…昔のように夢魔の力や恨みを忘れさせるんだ!
そして、成仏をさせる」
「それなら、俺にもやり方を教えてよ!
俺も封印出来るし」
「いいが…ただ、欠点がある。
催眠療法だとかかるまで時間が、かかるし目の前まで近づかないとダメだ!
上手くやらないと失敗するし…下手したら返り討ちに合うぞ!?」
そう言う父さん。
確かに…夢魔が素直に聞いてくれるとは、思わないし
大きな賭けになる。
失敗なんかしたら間違い無く殺されるだろう。
どうしたら…いいんだ?
そんな事を考えて居ると
ガッチャン!!
「きゃあ!!」
凄い物音と共に声が聞こえた。



