「イリア。俺たち双子の力で…、分かったことがあるんだ。」

リオンの話によれば、

私とリオンには、『幻の巻物』があった。
その巻物は、“本当にはない幻の巻物”と言い伝えられていた。

この巻物には、こう記されていた。