―――その日の放課後――― 「はあ…。疲れたなぁ。」 「お疲れさま!」 朱希と、二人で帰っていた。 首を、ゴキゴキならして、一息つく。 「あははぁ~。なんだか、叔父さん臭いね?それ。」 そういうと、 僕の真似をして、朱希が首を目をポンッと、やって、 ゴキゴキならした。 首をひねって、ふう…と、一息つく。 「ひでぇーよ。それ。」 「えー?似てるよぉ!」 笑い話が、楽しくて仕方ない。