2人のことが気になり、本棚の間から2人を覗くと、私の目にとんでもないものがうつりこんだ。
2人の唇が…
重なりあっていた。
頭が真っ白になり、なにも考えられない。
…何で?
…何でなの?
私以外考えられないって…
どうゆうこと…?
何で2人はキスしてるの…?
私はこれ以上その様子を見ていられずに、私は2人の隣を走って図書室を出る。
「沙耶!?」
そんな私に気づき、驚く俊平。
私の頬にはいつの間にか涙が伝っていた。
私は走って走って…
気づけば家までたどり着いていた。
部屋に入り、ベットの上でたくさんの涙を流した。
これでもかってくらい流れ溢れる涙。
もう、顔なんてみたくないよ。
違う。
見れないよ…
一ノ瀬さんも俊平も…

