それを見て、やっと静かになったママを見ながら、あたしは一安心。

だって、ママが叫んでる声、どの保護者達よりもデカくて、周りの人達皆こっち見てたし。

目立ってたから嫌だった...。

康堵にも変な目であたしとママを交互に見てたし。

そう思ってると、康堵は声をかけてきた。

「麗奈。お前の母ちゃんだけ別なところに座らせろ。うるさい。」

って言われた。

はぁ。ママのせいで、康堵に完全に嫌われたよ...。

あたしはママと2人で康堵から離れた席に座った。