王子様はオオカミ君!?


「りーんごっ♪」

林檎の後ろ姿を発見!
作戦開始っ!

ガバッ!

『っきゃあぁぁ!?』

林檎の叫び声が廊下に響いた。
廊下を歩く人は俺達に注目中…
林檎は恥ずかしがり屋てウブだとは思っていたけど、まさかここまで酷いとは…

「もー林檎?そんな大きな声出さないでよ。みんな大注目だよ?」

『えっ!?わっ!ホントだっ!ちょっ、亜紀行くよっ!』

林檎は俺の腕を引いて走りだした。
何だか…
俺の都合が良い方になっていってるかも?