「桃花?
なんで、後継者の座はいらないなんてこと言うのかしら?
頭が良くて、器量もあり、メイド達からも信頼されているあなたが社長になれば、御堂家は今よりも強固な、絶対に揺るがない地位を得ることができるのよ?」
さも、それが最善かのように話すミドリ様。
でも…………
「ミドリ様は、何もわかっていません。
アオイ様は、最近変わりつつありました。色々なことを、学ばれていらっしゃいました。
アオイ様なりに、頑張っていたのです。
ミドリ様は、頑張っていることを否定するどころか、目にもいれられてはいなかった。
…………それに、私は元々、今日の会議が終わったらここを発つ予定でした。」
「そんなっ…………」
時には、厳しく指摘せねばならない事もある。
それが、どんなに辛いことでも、必ずミドリ様の為になるから。
…………さて。
私の計画に対し、ミドリ様はどんなことを言ってくるのだろうか?

