愛ノ女神さま。





「おや?

桃花、時間はいいのかい???」


ソフィさんにそう言われ、時計を見ると……


「わぁっ‼

もうこんな時間!?!?!?」


戻ろうと思っていた時間を10分オーバーしていた。

今日は御堂家にとって、大事な話し合いがある日なのに。


「なんとも桃花らしいのぅ。

また、おいで。」


「はいっ‼ありがとうございました!」


私はテレポートを使い、急いで部屋へと戻った。



10分のタイムロスなら、これからの支度でなんとかカバー出来る。

そう思った私は、大急ぎでドレスや手袋、靴やティアラを選んだ。


選んだのは、ミルキーパープルのAラインドレス。

それに、オフホワイトのレースの長い手袋をはめ、靴も同じオフホワイトでポイントにビジューのついた8㎝ヒールをはく。