そして、HR終了ー






ダダダダダッ!





「龍君ー!

学校案内しよっかー?」




「私、お菓子持ってるけどいる?」




「私も持ってるよー!」




「あんたはあげなくていいんだよ!」





「あ?」







うおー…女の喧嘩怖え…






てか、隣の奴はこの女子の塊の中にいねーな…







そう思い隣の席を見ると、あいつは優雅に女の子と話していた。






しかも、すっげー可愛い笑顔で。






んだよ、あの顔。反則だろ。






あいつが、俺の彼女とかになったら、なんか楽しそー









最初は、そんな軽い気持ちで話しかけてみた。