・・・・・・・・・。


ここは、何もない。


『音』も『光』も・・・・・・・・・


『命』もない場所。


いや、そこには、何かがいた。


そう、全てを造り出したと言われる神だ。


神は、100000000歳。


白・・・いや、銀色の立派な髭を持っているが、若々しく、また、優しげだ。


しかし、神は悲しかった。


・・・自分以外に何も、誰もいないのが



だから、神は、『シンナ』を生み出した。


自分に与えられた、全ての力を使って。

「かみ・・・しゃま・・・」


「おぉっ!?口が利けるのか?」


そういうと、シンナはニコッと笑った。


『無』に、『光』と『人』・・・


そして、『愛』と『喜び』がうまれた。