そして入学式の日。
(ピロピロ…)
「ん?」
朝早くにメールが鳴った。
…だれ…?
まぁ…だいたいは予想がつく。
〈美夏へ
かいやんと登校するからあたしのこと放っておいて?
ごめんね?かいやんの話いっぱい聞かせてあげるから、許して?
真穂〉
…話聞きたいわけじゃ…まぁ…楽しいからいいけど。
〈わかった。
美夏〉
(カチ)
ケータイを閉じて時計を見る。
そろそろ準備するか…。
…ハァ…一人の登校って久しぶり…。
今日からあたしも二年生か…。
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