…痛くない…? 「何やってんの?バッカじゃない?」 「う…美夏先輩…?」 「あんたさぁ…この子の事いじめて楽しいの?ホント救いようのないバカだね…。」 クールに僕の方を見る美夏先輩。 片手には竹刀(しない)。 「早くいきな?また殴ろうかぁ?」 「ひっ…すみません…!!」 そいつは一目散に逃げて行った。 「部活終わったと思って帰ろうと思ってたら…。」 「はい…なんか…すんません。」