今日はめずらしく、東堂さんと投稿した。投稿時間は8時半なのでリビングの掃除屋、洗い物をしていても間に合う。逆に東堂さんはいつも早く家を出ているけれど、今日は私と同時刻に家を出た。
いつもとは違う朝なので聞いてみた。
「今日はどうして私と同じ頃に出たんですか?」
「別に、お前に合わせたわけじゃない。今日はそういう気分だった」
そういえば気分屋だった。余り意味のない答えを聞いて改めてそう思った。
本当は私に合わせていたら良いなという期待も、ほんの少しあった。
短針と長針が真上にぴったりと重なった時間以降に寝たから眠たい。
今日も一日頑張ろう。今日は水曜日。薫ちゃんとあの子も一緒にお昼を食べる日だ。
そういえば朝、東堂さんはモンブランを食べていた。甘いものが好きなことを知れて少し嬉しいな。
* * *
午前最後の授業は体育で、とてもお腹がすいた。
「優ちゃん!お昼一緒しよう!」
中学からの友達、安里空。空君は香ると同じく中学が一緒でサッカー部に所属している。推薦入学だったそう。
毎週水曜日は体育館もグラウンドも使用できないため、お昼ご飯とそのあとのおしゃべりタイムに付き合ってくれる、元気で素直で、構いたくなる子だ。
「ゆうちゃんの卵焼き日々レベル上がってるー。超美味しい!毎日食べてもあきないよ絶対」
「そうそう優のたまごやき。3つあるから1つうちのおかずと交換してるの。いいでしょ?」
「ギャアア!超うらやまっ」
この2人を見ていると自然と笑顔が出てくる。薫ちゃんだけでも楽しさ2乗なのに空君もいると4乗だ。
「そういやさー。今日ゆうちゃんと投稿してた人って誰?」
「え、アンタ知らないの?今この高校をときめく東堂蓮だよ。2つ上の。そして、優の未来の旦那様です!」
「ちょ、薫ちゃん!そんな旦那さんが決定したわけじゃないよ!」
少し焦ったけれど空君はふーんと言った。
「あの人冷たそうで苦手だなー。優ちゃんがもったいないね」
ぷくーと頬を膨らませていた。かわいい。えいとつついてみた。
「わっ、空!つばとぶんだけど!」
「メンゴ!ごめんて、でもあの人より俺の方がゆうちゃんを幸せに出来る自信はある!どうする?いっそ浮気しちゃう?」
「それはダメだよ...」
東堂さんは浮気をしているかもしれないけれど、私は藤堂さんに捨てられるまでは当分浮気はしない予定。
そしてその時、空君がさみしそうな、切なそうな顔をしていたのも、東堂さんが屋上で私たちの会話を聞いていたことも、私はしらなかった。
いつもとは違う朝なので聞いてみた。
「今日はどうして私と同じ頃に出たんですか?」
「別に、お前に合わせたわけじゃない。今日はそういう気分だった」
そういえば気分屋だった。余り意味のない答えを聞いて改めてそう思った。
本当は私に合わせていたら良いなという期待も、ほんの少しあった。
短針と長針が真上にぴったりと重なった時間以降に寝たから眠たい。
今日も一日頑張ろう。今日は水曜日。薫ちゃんとあの子も一緒にお昼を食べる日だ。
そういえば朝、東堂さんはモンブランを食べていた。甘いものが好きなことを知れて少し嬉しいな。
* * *
午前最後の授業は体育で、とてもお腹がすいた。
「優ちゃん!お昼一緒しよう!」
中学からの友達、安里空。空君は香ると同じく中学が一緒でサッカー部に所属している。推薦入学だったそう。
毎週水曜日は体育館もグラウンドも使用できないため、お昼ご飯とそのあとのおしゃべりタイムに付き合ってくれる、元気で素直で、構いたくなる子だ。
「ゆうちゃんの卵焼き日々レベル上がってるー。超美味しい!毎日食べてもあきないよ絶対」
「そうそう優のたまごやき。3つあるから1つうちのおかずと交換してるの。いいでしょ?」
「ギャアア!超うらやまっ」
この2人を見ていると自然と笑顔が出てくる。薫ちゃんだけでも楽しさ2乗なのに空君もいると4乗だ。
「そういやさー。今日ゆうちゃんと投稿してた人って誰?」
「え、アンタ知らないの?今この高校をときめく東堂蓮だよ。2つ上の。そして、優の未来の旦那様です!」
「ちょ、薫ちゃん!そんな旦那さんが決定したわけじゃないよ!」
少し焦ったけれど空君はふーんと言った。
「あの人冷たそうで苦手だなー。優ちゃんがもったいないね」
ぷくーと頬を膨らませていた。かわいい。えいとつついてみた。
「わっ、空!つばとぶんだけど!」
「メンゴ!ごめんて、でもあの人より俺の方がゆうちゃんを幸せに出来る自信はある!どうする?いっそ浮気しちゃう?」
「それはダメだよ...」
東堂さんは浮気をしているかもしれないけれど、私は藤堂さんに捨てられるまでは当分浮気はしない予定。
そしてその時、空君がさみしそうな、切なそうな顔をしていたのも、東堂さんが屋上で私たちの会話を聞いていたことも、私はしらなかった。
