明日も君と

「上原君ありがとう!もー大丈夫だよ!」

私がそう言うと
上原君が

「お前さ〜俺の名前知ってて自分の名前教えないってずるいよな」

と言った。

え。上原大樹君。
私は上原君の名前を心の中で叫んだ。


「そうだね!私の自己紹介するね!」

私は小さなイスから立ち上がって言った。

「上原亜美です」