明日も君と

私は強い口調で言った。

そして再び消毒を始めた上原君。

「そっか!まー好き?って聞かれて好きです!なんて言うやついねぇよな」

クシャっとした笑顔が印象的だった。

やばい。かっこいい。

「い、いないよ!それに上原君モテそうだね!彼女怒ったりしないの?」

私はドキドキして意味のわからないことを口走った。

「彼女なんかいないしモテないから母親も安心!」

なんて事言ったから私たち2人は吹き出して笑った。