明日も君と

私は近くのイスに座っていった。

上原君も私のそばにきて

「俺が消毒してやるよ手かして」

え、手?

上原君は当たり前のように私の手をとった。

暖かい大きな手に比べて
私の手は小さくてシワシワでおばあちゃんみたい。

「ガラスの破片とか傷口に入ってねぇよな?」

上原君は私の傷口をマジマジと見た。

「上原君って優しいんだね」

私がそう言うと上原君は手を止めて真面目な顔をして

「なんでお前俺の名前知ってんの?」