明日も君と

ん?いま思うと葉月が雄大君と約束してるのって明日じゃなかったっけ?

なんて思いながら
私は今自分が置かれている状況を把握した

お姫様抱っこ!!!???

なにそれだめでしょ!

「まってまって!歩けるよ!足はなんともないし手も軽いケガだし大丈夫!」
私はジタバタして言った。

私があまりにもジタバタするので上原君は降ろしてくれたが

「そっか!手ほんとにごめんな。」

上原君は保健室に向かいながら1度丁寧に立ち止まって言った。