明日も君と

と低くて心地よい大きな声が聞こえたと同時に

ーーパリン!!!!


大きな音を立てて私たちが見ていた隣のガラスが割れた。
そして大きなバスケットボールが廊下に入ってきた。

私はビックリしてその場に座り込んでしまった。

「大丈夫!!??ケガしてない?」

そう言って割れたガラスから急いで駆け込んできてくれたのは上原君だった。

「、、、、、、。」

大丈夫って言いたいのにビックリして声が出ない。